アクティブD1ボックス
オープン価格
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CODE:RMD1
近年レコーディングは、ダイレクト・レコーディングが一般的です。そのためには、まず良い音のDIボックス、すなわち余計な色づけをしないリアルでピュアなサウンドのモデルが必要です。本機はノイズに強い独自の6層基板に厳選したパーツを組み込んでいます。位相反転スイッチと、グランドリフト・スイッチも搭載しています。本機は、100%英国製のハンドメイドです。
搭載するトランスは、周波数特性が広く、ロジャー・メイヤーが自ら手巻きしテストをしているカスタムモデルです。このトランスはRoger Mayerのスタジオ・レコーディング機器にも搭載されています。
クラスAトランス・ドライブ回路には、ノイズの少ない半導体パーツを厳選し使用しています。そのサウンドは透明感があり、楽器の細かなニュアンスを伝えます。
このトランス・ドライブ回路とカスタム・トランスとの組み合わせにより、最新のDAWレコーディング・システムにも適した、大きな入力ヘッドルームと幅広い周波数特性を提供します。
楽器用にはスルー端子に加え、長いケーブルを使用する際に便利なバッファー出力端子を装備しています。スタジオやライブでの使用に有効です。
楽器入力はレンジが広くラインレベルも取り扱えるので、DAWからの大きな出力レベルでも問題はありません。過大入力に対する保護回路も搭載しており、入力パッド回路は不要です。
本機のFROM AMP入力にはパワー・アンプやギターアンプからの出力を接続して、そのサウンドをレコーディングすることができます。モニターはTO SPEAKERS出力端子に繋いだスピーカーで行います。最大で1200ワットのアンプを入力できます。
通常はファントム電源で作動させますが、ファントム電源が使えない場合には付属の電源アダプターを使います。
スタジオでの過酷な使用にも耐えるようケースは頑丈なステンレス製です。側面にはスタジオ等で用途をメモを出来るよう、簡単に消すことができるクローム仕上げのサイドパネルを装備しています。
楽器用入力は、一般的な真空管アンプと同様にインピーダンスが1MΩで、静電容量がとても低くなっています。もちろんギターを本機に繋ぐことで音質を損ねるようなことはありません。THRU OUTは名前の通り、楽器用入力端子に直接つながっています。また本機からアンプやエフェクターへ長いケーブルを使う場合は、BF OUT端子を使うことでケーブルの影響による音質劣化を避けることができます。本機はXLR端子で繋いだミキサー等からのファントム電源で作動します。ファントム電源が使えない場合には電源アダプター(付属)を使用します。
真空管アンプヘッドからの出力を録音する方法です。アンプヘッドとスピーカーの間に本機を繋ぎます。同時にスピーカーからマイクでも録音する場合は、必要に応じて本機の180°スイッチで位相を反転させることができます。アンプヘッドから本機に繋ぐケーブルと本機からスピーカーに繋ぐケーブルは、必ずスピーカー・ケーブルをご使用ください。本機のFROM AMP入力端子のインピーダンスは240KΩで、20dBパッドを搭載しています。
本機のFROM AMP入力端子に、DAWやミキサーの出力を繋ぐと20dBパッドによりレベルを下げて出力できます。もし、プロ用ライン・レベル機器以外を繋ぐ場合は、INST IN端子に繋げばレベルは変わりません。
本機からアンプまで距離がある場合や、ハムノイズの問題がある場合は、XLR OUTを使います。アンプを2台以上同時に使用する場合は、グランドループの問題を解消するためにその内の1台のアンプにXLRバランス出力を試してみることをお勧めします。