Radial Phazer

Phazer

クラスAフェイズ・アジャスター

税込価格 ¥60,900

本体価格 ¥58,000

JAN 4519-5810-24986

CODE:PHAZER

Radial Products

TONE BONE

Classic
Hot British
Trimode
Plexitube
Bassbone
PZ-Pre
Switchbone
Loopbone
Cabbone
Headbone
Dragster

BONES

Hollywood
London
Texas
TwinCity
Vienna Chorus

BIG SHOT

MIX
PB1

ACTIVE DI

JDV mk3
J48 mk2
Pro48
JPC
J33

PASSIVE DI

JDI mk3
JDI Duplex mk4
Pro DI/ProD2
Pro D8
JD6

AMPLIFIER DI

JDX

MIC SPLITTER

JS2/JS3

ISOLATOR

Twin-Iso

SIGNAL ROUTER

JD7

REAMPING BOX

Reamp JCR
X-amp
Pro RMP

INTERFACE

SGI TX / RX

PHAZE ADJUSTER

Phazer
Phazer Bank

Auto Switcher

SW8

HotShot

ABi
ABo
DM1

AUDIO STABILIZER

Recoil

特長

概要

Phazerは2本のマイクによる時差や位相ずれを補正するラインレベル・フェイズ・アジャスターです。ずれていた位相がピタリとあったときのサウンドは極めて優れています。

エレクトリックギターでは、ルームマイクとアンプからのダイレクト音をミックスし、太くて豊かなトーンを得られます。キックドラムでは、2本セットしたマイクにてアタックとレゾナントを組み合わることができ、スネアでは、表と裏にマイクを立て、ヘッドとスナッピーの両方を得ることができます。アコースティック楽器では、楽器の近くに設置したマイクとルームマイクをミックスして、バランスの良いサウンドを得られます。位相をコントロールすることで、音像をコントロールし、新しいサウンドをクリエイトできます。

Radial JDX等ギターアンプ用DIからのライン信号と、スピーカーキャビネットの前にセットしたマイクからの信号を組み合わせ、位相をずらすことで1970年代のトム・シュルツ(Boston)のようなサウンドを得ることも出来ます。Phazerはエンジニアにとって補正ツールであると同時に、クリエイティブなエフェクトでもあるのです。

Phazerは高いサウンドクオリティを保つため、100%ディスクリート・クラスA回路で構成され、極めてスムーズで自然な位相カーブを描きます。簡単なノブ操作のみで位相を0〜180度(もしくは181〜360度)コントロール出来、簡単に最適なスイートスポットを見つけられます。ローパス・フィルターを搭載し、位相ずれが顕著な低域に特化しての補正が可能です。

他のRadial製品同様に耐久性の高い14ゲージ・スチールボディ、スイッチ、コネクターを保護するブックカバー・デザインを採用。滑り止めと絶縁を兼ねるフルボトム・パッド仕様により移動が激しいツアー等でも安心してお使い頂けます。

使用例

2本のマイクとの使用

2本のマイクとの使用

1本のギターを2本のマイク(もしくはピックアップとマイク)で拾う場合、位相干渉によるコムフィルタリングが生じ、低域が欠けたサウンドになってしいます。Phazerを使用すれば、時差や位相ズレを補正し、ナチュラルなサウンドが得られます。Phazerのローパスフィルターを使用すれば低域に特化した位相補正が可能です。


マイクとRadial JDXアンプ用DIとの使用

マイクとRadial JDXアンプ用DIとの使用

Radial JDXアンプ用DIとPhazerと合わせて使用すると、マイクで拾ったキャビネットのサウンドとDIからのライン信号の位相を合わせ、豊かで太いギターサウンドを得ることができます。このセットアップでは会場によって生じる位相問題を解消し、安定したサウンドが得られるため、レコーディングのみならずツアーにも最適です。またレコーディングでは位相をコントロールすることで他のエフェクトでは得られないオリジナルサウンドをクリエイトできます。


PAとベースアンプとの補正

PAとベースアンプとの補正

ライブ会場でのベース信号の位相干渉を解消する機器への要望が多くのエンジニアより寄せられていました。この問題はステージ上のベースアンプのサウンドが会場のPAと干渉することで生じます。

低域の再生には大きなエネルギーが必要なため、ベースアンプの出力は高く、また低域はその性格上、高域より遠くまで伝播します。一般的なクラブではステージ上のベースアンプの音が客席のPAブースにまで到達し、PAスピーカーとベースアンプのPAブースまでの距離は当然異なりますので、そこで位相干渉が生じます。そしてステージ上のサウンドが大きければ大きいほどその干渉は強くなります。もちろん、壁や天井からの反射などもあるため、会場のすべての場所において位相を揃えることは不可能です。しかし、少なくともミックス作業するPAブースには最善のサウンドが必要です。そのためPhazerによる補正が必要になります。

一般的に、ベースはDIに接続し、DIのバランスアウトから瞬時にPAに、パラレルアウトからステージアンプに送られます。PAでは即座に増幅し、PAスピーカーから再生します。一方、アンプに送られた信号は即座にステージ上で再生されます。音が空気中を伝播する速度はおよそ毎秒340mなので、ベースアンプがPAスピーカーから4.5m程度離れた場所にある場合、ベース信号は17ミリ秒遅れてブースに届きます。この時差をPhazerにて補正すればミックスが改善し、バランスよくコントロールしやすくなります。

動作

1. Phazer 位相カーブ

下図の位相カーブはPhazerの動作を表したものです。ご覧の通り、位相レスポンスは直線ではありません。これがアナログ・フェイズ・ツールがデジタル・ディレイと完全に異なる点です。Phazerは、始め高域の位相をシフトし、続けてフェイズシフトを上げると低域にも効果が出てきます。これこそが「音楽的」と言う事です。

1. Phazer 位相カーブ

紫:Phaseバイパス時です。Phazerはトゥルーバイパス仕様につきバイパス時はフラットです。

青:Phaseコントロールを最小にセットした場合です。高域にのみフェイズ効果が表れます。

黄色:Phaseコントロールを50%にセットした場合です。中高域にフェイズ効果が表れ、若干、低域にも効果が表れます。

緑:Phaseコントロールを180°にセットした場合です。20Hzで130° 、他、全体的に180° 130°

青、赤、ピンク:Invertスイッチを押して極性を反転した場合のカーブです。

2. Phazerフィルター・カーブ

下図はローパスフィルター(12dB/Oct)の動作を表したものです。(3dB)フィルターレンジ・スイッチをOutにした場合の動作は上のグラフでレンジスイッチをインにした場合の動作は下のグラフで表されています。

↓ローレンジ:

ローレンジ

↓ハイレンジ:

ハイレンジ

ブロックダイアグラム

ブロックダイアグラム

コントロール、端子

コントロール、端子

スペック