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Guardian of the Wurm
ハイゲイン・ディストーション&ノイズ・ゲート

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オープン価格
JAN:4519581037733
CODE:KMAGOT

製品概要

本機はハイゲイン・ディストーションWURM2に、ノイズゲートを加えたモデルです。さらにドライ音をブレンドする機能も搭載しています。ディストーションは、かの名機BOSS HM-2にインスパイアされたメタル・サウンドを元に、さらにKMAならではのエッセンスを加えました。

主な特長

チェンソー・トーン + 幅広い歪みサウンド

もちろん、チェンソー・トーンやスウェディッシュ・デスメタル・サウンドも再現できますが、それだけではなく、より幅広いサウンドを生み出せます。いままでのディストーションを回路を進化させ、便利な新機能を多数追加しています。それらの機能はギター|バリトン・ギター|ベース|シンセサイザー等で柔軟にご活用いいただけます。

4バンドEQ

オリジナルのHM-2が搭載する2バンドEQはそのまま、本機は更に2バンドを追加しました。トーンの幅が更に広くなり、邪悪なディストーションをより細かく設定できます。EQはセミ・パラメトリックで各バンド毎に、スライダーでブースト/カット、その下のポットで周波数を設定できます。

EQスタイル

本機独自の機能としてEQ STYLEスイッチがあります。「HM-II」モードでは、HM-2ならではの「チェンソー・トーン」を得られます。それに対し「KMA」モードは、EQのバランスがよく、ピーキーさを抑え、レスポンスが少し広くなります。また「BOTH」はその両方のトーンを合わせて倍になり、LOWとH-MIDSが増強されたスウェディッシュ・デスメタル・サウンドを再現できます。

CLIPスタイル

歪みサウンドのクリッピングを3つから選べます。Si(シリコン)は、オリジナルHM-2のクリッピングで、倍音が豊かで歌うようなリード・トーンに最適です。A-S(非対称)は、ヘッドルームが大きくザラっとしてコンプレッション少なめのサウンドです。OFFは、コンプレッションが少なく透明感があるので、バリトン・ギターやベースに最適です。

ドライ音をブレンド

歪みサウンドにエフェクトが掛かっていないドライ音をブレンドできます。BLENDコントロールを回すだけで、ピッキングのニュアンスを生かしたサウンドを歪みサウンドにどのくらい加えるのかを設定できます。

ノイズゲート

ハイゲイン・ディストーションには、モンスターのようなノイズがつきものです。これを解決するために高速で正確に作動するノイズゲートを搭載しています。使い方は、GATEノブでVCAノイズゲートが掛かり始めるポイントを設定するだけと簡単です。素早いミュートにも問題なく対応します。減衰する音もとても自然です。加えて、内部のDIPスイッチで、ゲートが効き始めをディストーション部の〈前 or 後〉にするか、さらにはプリ・ノイズゲートにも設定できます。

プリ・ノイズゲート

ディストーション部とノイズゲート部の間にエフェクト・ループがあるので、その間にどんな楽しいノイズメーキングペダルを挿入することもできます。また、この機能を利用して、Noise GateセクションをアンプのFX-Loopに入れることも可能です。サウンドデザインの実験が好きな方は、Noise Gateを他の方法で使用することもできます。例えば、外部トリガーソースを使用することもできます。EXT TRIGジャックは、お好みのソースに接続することができます。

インプット・フィルター(本体内部)

トーンを極端な設定するとフィードバックが発生し、ノイズゲートでは解決できない場合があります。その場合、内部にあるINPUT FILTERスイッチをONにすると、不要な高域を抑えられます。

フットスイッチ・モード

フットスイッチの作動方法は2つのモード〈独立 or シンク〉から選べます。

モードを切り替えるには、両方のスイッチを押しながらペダルをパワー・サプライに接続するだけです。一度設定したら電源を切っても設定を記憶しています。

各部説明

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コントロール

GAIN

歪みの量を設定します。

MASTER

全体の音量を設定します。

GATE

ノイズゲートのスレッショルドを設定します。

BLEND

ドライ音の音量を設定します。

CLIP STYLE

  • SI(シリコン・ダイオード):HM-2のクリッピング・サウンドです。
  • AS(アシンメトリカル):。歪みが強め、コンプレッションは弱めです。
  • OFF:ベースやバリトン・ギターに最適なモードです。

EQ STYLE

  • HM-II:HM-2のハイ・ミッドEQタイプ。周波数は固定です。
  • KMA:KMAオリジナルのハイ・ミッドEQ。周波数を調整できます。
  • BOTH:両方のEQをアクティブにします。

LOW

低域をブースト or カットするアクティブのセミ・パラメトリックEQです。スライダーの下のポットで周波数を設定します。範囲は60~150 Hzで、ミッド・ポイントは90Hzです。

L-MID

中低域をブースト or カットするアクティブのセミ・パラメトリックEQです。スライダーの下のポットで周波数を設定します。範囲は300~1.05 kHzで、ミッド・ポイントは490Hzです。

H-MID

中高域をブースト or カットするアクティブのセミ・パラメトリックEQです。スライダーの下のポットで周波数を設定します。

  • EQ STYLEがKMAの場合、周波数は850 Hz〜3 kHzです。
  • EQ STYLEがHM-IIの場合、周波数は固定です。

HIGH

高域をブースト or カットするアクティブのセミ・パラメトリックEQです。スライダーの下のポットで周波数を設定します。範囲は1,4~5 kHzで、ミッド・ポイントは2 kHzです。

フットスイッチ

TERROR

ディストーションとノイズゲート or ディストーションのみのON/OFFです。どちらにするかはスイッチング・モードで決まります。

スイッチング・モード

モードの切り替えは、電源に接続した状態で両方のスイッチを押します。

  • インディペンデント(それぞれ別):ディストーションとノイズゲートをそれぞれON/OFFする。
  • シンク(同時):ペダル全体のON/OFFします。ノイズゲートはディストーションがONの時にON/OFF可能です。

TAME

ノイズゲートのON/OFFです。

端子

入力端子です。

出力端子です。

EXT TRIG

ノイズゲートをトリガーするための外部機器を繋ぎます。

FX LOOP

エフェクト・ループのTRS端子です。場所はディストーションの後、ノイズゲートの前です。ディストーションの後、ノイズゲートの前につなぎたいペダルを接続する他、ノイズゲートをアンプのエフェクト・ループにインサートするためにも使用できます。

本体内部のコントロール

INPUT FILTER

ディストーション入力のハイをカットし、GAIN|MASTER|EQ操作時際の発振のリスクを減らします。

TRIGGER SOURCE

ノイズゲートがどこで作動するかを設定します。

  • プリ・ゲイン:楽器入力
  • ポスト・ゲイン:ディストーション出力/FXループ入力
  • ポスト・ループ:FXループ出力/ノイズゲート入力

GATE RESPONSE

ゲートの反応をソフト or ハードに設定します。

DISTORTION LEVEL

ドライ音とミックスする前の歪みサウンドの最大音量レベルを設定します。クリップ音にドライ音をブレンドしない場合に調整します。

CLEAN VOLUME TRIM

ドライ音の最大レベルを設定します。アクティブや高出力なピックアップを使う場合に、レベルを最適に設定できます。maxに設定した場合、BLENDを右に回し切るとハードクリップが発生します。

スペック

デモ&レビュー

画像

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記事

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KMA MACHINESのペダルを一挙レポート!

ドイツ生まれのKMA MACHINES。 WeROCK誌面でも、これまで速報的にレポートしてきたが、いよいよ本格上陸を果たした。 あらためてこのWeROCK EYESでも試奏レポートをお届けしよう! まずは歪み編として、4機種を紹介!!

WeROCK EYES
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